自分としては正直、「こだわり」と言うのは、ないと思っています。
ただ、「柳橋 美家古鮨本店」で修行させて頂いていた9年間に培った
「その時の仕事を手を抜かずに当り前にやる事」を今も心掛けています。
それが、お客様の目には「こだわり」と映るのでしょうか?例えば、
- シャリ。江戸前すしには欠かせない「赤酢」を使用しています。
合わせ酢は、この「赤酢と塩」だけを用いて、お米の旨みを最大限引き出しています。 - 玉子焼。だし汁は使わず「素焼」と言う方法で焼いています。
卵と酒、砂糖、「つなぎ」に海老のすり身を入れて鉄板でじっくりと焼き上げています。
このほかにも色々ありますので少しずつご紹介して行こうと思っています。
次回は「煮切りと煮詰めのお話」です。お楽しみに!
なんちゃって俳句コーナー