前回、江戸前の玉子焼を掲載したところ、いろいろと反響がありました。
今回は「煮はまぐり」の仕込みを紹介したいと思います。
鮨種の煮物の中に穴子に次ぐ旨い種ものの1つに、蛤(はまぐり)があります。 これも親方から代々伝わる方法で作っております。
「煮はまぐり」と言っても、煮込むのではなく漬け込み方法であります。
まず蛤をむき棒(はまぐり用)で貝から出さなくてはなりません。
前回、江戸前の玉子焼を掲載したところ、いろいろと反響がありました。
今回は「煮はまぐり」の仕込みを紹介したいと思います。
鮨種の煮物の中に穴子に次ぐ旨い種ものの1つに、蛤(はまぐり)があります。 これも親方から代々伝わる方法で作っております。
「煮はまぐり」と言っても、煮込むのではなく漬け込み方法であります。
まず蛤をむき棒(はまぐり用)で貝から出さなくてはなりません。
洗い終わったら大きめの鍋に湯を沸かし、熱湯へ蛤を入れます。
静かに2~3回かき廻します。
ゆで過ぎると旨味も抜け、固くなるので注意が必要です。
蛤から旨味の白いエキスが出てきます。
熱くなってきたら蛤の腹(ワタ)の部分を押してみます。
するとワタがヒョイと出てきます。
この時があげ時、全部ザルにあげます。
この時、蛤の腹の固さは耳たぶと同じくらいの感触です。
冷めた蛤を今度は包丁でヒモを切らないように開きます。
次に先ほど蛤を茹でたつゆを酒と砂糖、醤油で煮つめていきます。
ある程度煮つめたら、冷めた頃を見計らい、蛤にゆっくり廻しかけます。
一晩漬けた蛤は、ほど良い色になり、うまさも倍増です。
汁を切る為に丼に立て掛けるように並べます。
握った時はその上にツメを塗ります。
この漬け込み方は、蛤の味を逃さない事が一番、それには何度も言いますがゆで過ぎない事が最も重要です。
近年は本場物がすっかり少なくなり、大きさもなかなか型の良いものが揃わなくなってしまいました。
手に入る時はなるべく「煮はまぐり」を作ろうと思います。
これから夏場は入手が難しいと思いますが、メニューに「煮はまぐり」とありましたら、是非ご賞味あれ!!
みやこ鮨 店主
旬のネタ・おすすめの寿司情報
真鯛、白えび、かつを、はまぐり、あじ、穴子 など入荷中です。
※河岸の状況により、入荷がない場合もございます。ご了承ください。
当面以下の営業となります。
水曜定休日
◎営業時間
[平日]
昼の部 AM11:30~PM2:00 (ラストオーダーPM1:45)
夜の部 PM5:00~PM10:00 (ラストオーダーPM9:30)
[日・祭日]
昼の部 AM11:30~PM1:30
夜の部 PM5:00~PM9:30 (ラストオーダーPM9:00)
消毒・マスクの着用など、ご協力お願いいたします
当店は東京都感染防止徹底宣言に協力しています
お知らせ
店内全席「禁煙」とさせていただきました。
何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
消費税引き上げ、軽減税率制度導入に伴う対応につきまして
2019年10月1日より消費税法改正に伴い、一部本体価格を変更させていただきました。
出前及びお持ち帰りに付きまして、従前サービスにて提供しておりました折箱及び配達料を頂戴いたしまして、店内ご飲食と出前及びお持ち帰りのお支払い価格を同一とさせていただきます。
今後とも安心安全が商品を継続してお届けし、お客様にご満足いただける商品の提供に努めてまいります。
何卒ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
みやこ鮨 5月・6月のお休み
5月は4日、5日(臨時休業)、11日、18日、25日です。
6月は1日、8日、15日、22日、29日です。
※日曜日、営業します!
出前お届け範囲
滝野川:3丁目・5丁目・6丁目・7丁目
板橋区:1丁目・2丁目・3丁目
上池袋:3丁目・4丁目
池袋本町4丁目
※折り箱でのお持ち帰りも対応しています