第51回 「調査に行ってきました。」第2弾【唐戸市場】の話＋親方ブラブラ三歩

昨年、北海道函館へ市場調査に行き、このホームページで報告いたしました。（見逃した方はバックナンバー第46回でどうぞ！） 今回、正月休暇を3/25、26、27と頂き、仕事の一環として市場調査及び研修を兼ねて、山口県の唐戸市場へ行ってまいりました。何故、唐戸市場かと申しますと昨年10月から始めた「ふぐ」刺身や鍋、空揚げなどの他に、まだまだ知らない食べ方などあるのではないかと思い、その奥深さを知るには本場、山口・下関ではないかと夜を徹しての話し合いの末、決定。早朝の便で山口・宇部空港へ。そして、1時間バスを乗り継いで唐戸へ。
この長旅も「すべてはお客様の為にと…」 関門大橋を過ぎると市場まではすぐです。バスを降りるとすぐ市場へ。中には大きなふぐのオブジェがあり、期待がふくらみます。

が、到着したのが11時頃で、しかも平日と言うこともあり、朝の賑わいは少し物足りない感じもしましたが、ひらめ、サザエ、あわび、うに、ワタリガニなどがあり、どれも鮮度バツグンでした！甘鯛、ノドグロ、イトヨリなどの干物も豊富でした。これも味わってみなければと思い購入。「すべてはお客様の為に…」
そうこうしている間に時間も過ぎ、今回最大の目的の本格調査へ。下調べをしておいた「四季の味 喜膳」（0832-35-5515）へ入店。天然トラフグの調査を開始、ふぐ皮や酢のもの、空揚げ、そしてお造り。調査も順調に進んだ所で「ひれ酒」の調査もしなければと注文。「すべてはお客様の為に…」 そして鍋、雑炊で調査完了。いやあ、満足? じゃなく、勉強になりました。今シーズンのふぐは、また一段と美味しくなって登場しますよ。

二日目は刺身の盛り合わせにも大切な「美」の研修として、岩国・錦帯橋へ。

桜は六分咲き、錦帯橋と錦川と桜、山。美を追求するにはもって来い、大変参考になりました。この美しさを脳裏に焼き付けて、盛り合わせに取り入れようと思います。あ、そうそう最後に岩国寿し（押しずし）も調査いたしました。
「すべてはお客様の為に…ハイ?」 いやあ山口、最高でした? 第3弾は何処にしようかな。

板橋駅前の「さくら通り」の桜	石神井川の桜

今年は早く咲き、ご覧の様に満開です。

◎新メニュー「穴子重」です！(2,520円)

自家製の玉子焼の上にやわらかく仕上げた江戸前の穴子を香ばしく焼き上げました。
是非、お召し上がりください。