第6回 すしネタについて

やはり、すし種一番人気は「マグロ」ですね。
皆さん大好きで、まず「マグロ」と言う方が多いように思います。当店は本マグロ（黒マグロ）やバチマグロも使いますが、90％以上はミナミマグロ（インドマグロ）を使っています。独特の酸味がすしに合っていると思います。夏場は生の本マグロやバチマグロなども出回ります。脂は浅いのですが、水っぽくなく「ねっとり」した感じがあります。
次に人気なのは白身類や、光物、イカ、貝類と続く感じですね。夏場の白身は「真ごち」や「スズキ」、光物は「鰯」や「鯵」、そして7月中旬頃には皆さんお待ちかねの小肌の幼魚「新子」が出回ります。首をなが〜くして待っている木村さん、今井さん、高橋さん、田端さん、吉田さん、内田さんなどなど、仕込は大変ですが、やりがいがあります。美味しい新子を仕込みますので、お楽しみに。

そうそう、梅雨時の「いわしは最高ですよ！！」

次回は「すしの脇役 あれこれ！」です。お楽しみに。